『28日後』の長文感想


しょっぱなからビックリした。
最高によく出来た映画だと思った。
構図がすげえ。色んな所に仕掛けをちりばめて作ってあって。見せ方がとても上手いと思った。
そして上がった肩を下げさせない映画というか。
ストーリーも良く出来てる。前フリからオチまで作りこまれてるのを感じた。
音楽もいいのを使ってる。
久しぶりに自分の中で超大ヒット映画でした。かなりオススメです。
ただ怖いの苦手な人は絶対見ないほうがいいと思います。


以下内容書くので見たいと思ってる人はご注意。





暴力暴動映像を永遠と見せられてる猿の映像から入る。
右左から猿の叫び声。
どんな映画かよく知らずに見始めたのでまずうが!っと思いました。ビックリした。
暴力性?だかに感染したサルを、離そうとした女の人に、そのサルが襲い掛かって
首に噛み付いて女の人は大量の血を吐いて感染するという、そのシーンから始まって、
もう怖いから見るの止めようかと半分決心しましたがw、最後まで観ました。

怖いのがダメな人はホント観れないと思います。
最後のほうなんか目の中に指を突っ込んで目玉を押し潰して殺すシーンとかあるので、注意です。
目を逸らしたような所もありました。


ただこの映画、ただ怖いものやってそれで印象付けるっていうやつではないんです。
いや、そういう映画もいいと思いますがそれではなくて。
ひどい苦しさの中の幸せ感だったり、家族のあり方、そんな状況下の中での人間描写が、すごく自然に描かれていたり。
また、構図がすごく面白い。例えば、ひげをそってる主人公の場面から入って、そして剃り終わって、他の人間と話しをする主人公、この部分で目から下までしか主人公を見せずに、最後に主人公の頭が映って、「あ、髭だけじゃなく、髪も切ったのか」と観てるこっちに思わせるシーンとか、「おー」って思いました。

まぁ説明しきれないんで、観てみてください。オススメです。